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アメリカンに映画を観る!--- 洋画見聞録

主にアメリカ映画・文化について書きます。たまに関係なさそうな話題も。

『ワンダヴィジョン』第5話まで 重要ツイート、記事抜き書き

【『ワンダヴィジョン』の第5話までのネタバレがあります】

 

 

 2020年は劇場からマーベル映画が消え去った年でもあった。未だに延期された作品が戻ってくるのが分からないまま、Disney+のミニシリーズ『ワンダヴィジョン』が先月より配信開始している。こちらも遅ればせながら急いで一気見して追い付いたところだ。

 「第5話がとにかくヤバい」らしいという空気が自分のyoutubetwitterで醸成されている感があったが、第4話辺りから「この奇妙な世界」の種明かしが外部者によって説明されていく。

  このような話題作だと「エンタメの集合知」がとりわけすごい。という訳でいくつか気になった英語のツイートや記事の一部分を英訳してみる。おそらく以下の内容は第6話以降で真偽が明らかになるはずなので、すぐに情報の鮮度はだいぶ落ちてしまうと思いますが。

 

【ワンダの「前回までは...」が毎回徐々に暗くなっている】

 

 

クイックシルバーの「再配役」について】

「(Even Petersをサプライズで登場させることを)実現させるのは複雑なことでした。彼は常にやる気でしたし、完全に突拍子もないフリでも大丈夫でした。(プロデューサーの)Kevin Feigeは、そうするのであればそれには理由がある、ちゃんと意味が通るようにしたかったのですが、実際我々がそう出来ていることを願ってます」

【ワンダは喪に服している】

But so far, WandaVision is telling a story not about an epic struggle to save humanity, but about one woman’s efforts to save herself from her sadness. She’s not the first superhero to be affected acutely by emotional pain; everyone knows that quote about great power and great responsibility. Yet for an MCU project, the choice to focus on Wanda’s inner life is revolutionary. In the films, characters don’t get much time to grieve. 

 

現時点では(訳注:第3話まで)、『ワンダヴィジョン』のストーリーは、人類を救うための壮大な奮闘ではなく、一人の女性が悲しみから自分を救うための奮闘についてのものだ。感情的な痛みによって大きく影響を受けているスーパーヒーローが彼女で初めて、ではない。皆が、大いなる力と大いなる責任についてのあの有名な台詞を知っているだろう(訳注:もちろんスパイダーマンの「大いなる力には大いなる責任が伴う」のこと)。しかし、MCU作品において、ワンダの内的人生(訳注:心の中)に注目することにしたことは革新的だ。MCUの映画では、登場人物に人の死を悼む時間などあまり与えられない。

www.theatlantic.com

 

【他のカメオはじゃあ誰だ?】

業界紙Varietyの予想では9人のカメオ候補を挙げているが、この記事の最後にある候補が大変興味深かったし、割といい線行っているのではないか、という気がしている。

“WandaVision” officially launches Phase 4 of the MCU, setting into motion whatever grand story follows the events of the 23-movie Infinity Saga. So it’s just as likely that whoever Bettany was talking about is an actor who hasn’t ever been in the MCU before, playing a character we’ve not yet met who will factor into the rest of Phase 4. One possibility: Ralph, the heretofore unseen husband of nosy neighbor Agnes (Kathryn Hahn), who some suspect is actually the nefarious Marvel Comics villain Mephisto — the devil, basically.

The Catch: With only for episodes left, and plenty of questions already needing answers, introducing a brand new character at the very end could be just too much. Or! It could be exactly right! Like the best episodic television, we’ll just have to tune in each week to find out.

Odds of Actually Happening: EVEN

簡単にまとめると、『ワンダヴィジョン』がMCUのフェイス4の口火を切る作品だとすると、まだ登場していないキャラをここで出してくるのではないか、だとすれば可能性としてまだ一回も姿を現していないAgnesの夫であるRalph=Mephisto(マーベル・コミックスで悪名高いキャラ、要するに「悪魔」)がある!

variety.com