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アメリカンに映画を観る!--- 洋画見聞録

主にアメリカ映画・文化について書きます。たまに関係なさそうな話題も。

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『別れる決心』について考えるために --- 映画評論まとめ

ネット上で読めるものに限定して集めました。 bunshun.jp 星取り表、かなり高評価のようです。 my.ebook5.net 月永理絵の連載「映画にぶらぶら」(20ページ)にて評論があります。 www.asahi.com 同著者による朝日新聞の評論文。書き分けられた内容を読み比べ…

『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』アシスタントたちの上げた声

言わずと知れた『大統領の陰謀』(1976年) や、スピルバーグの秀作『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』(2018年)など、記者の奮闘を描いた映画は数あれど、今回の場合は『スポットライト 世紀のスクープ』(2015年)が近いのかもしれない。『SHE SAID』がフ…

在宅鑑賞日記②

X日 マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバルより『ブートレッガー 密売人』(2021年)。当オンラインフェスティバルでようやく「当たり」の映画を見ることができた。難しい問題を扱っていながら、過剰なバイオレンスやサスペンスに傾倒することなく、異様な…

在宅鑑賞日記①

X日 昨年見損ねた新作を見ようと思い、まずデイビッド・O・ラッセルの久々の長編『アムステルダム』。あまり評判が良くなかった理由は分かるが、楽しめなくはなかった。豪華キャストだとは聞いていたので、次は誰が出てくるんだろう、とワクワクしながら前半…

『パーフェクト・ドライバー』カーアクションから離れるということ、そして小道具が機能しているということ 

一般的な意見ではないかもしれないが少なくとも自分にとって、21世紀の逃がし屋映画と言えばすぐに思い浮かぶのが『ドライブ』と『ベイビー・ドライバー』だ。1月に公開が始まった韓国映画『パーフェクト・ドライバー』を見ているとき、この2作が常に念頭に…