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アメリカンに映画を観る!--- 洋画見聞録

主にアメリカ映画・文化について書きます。たまに関係なさそうな話題も。

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

郊外で私は喪に服す ー『ワンダヴィジョン』という「アノマリー」についての覚書 (後)

" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true"> 本稿のタイトルで私は『ワンダヴィジョン』を「アノマリー」と表現している。「アノマリー」には「変則的なこと」「逸脱性」などの意味がある。マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)にお…

郊外で私は喪に服す ー『ワンダヴィジョン』という「アノマリー」についての覚書 (前)

" data-en-clipboard="true"> マーベルの新作ミニ・シリーズが、『ワンダヴィジョン』という、郊外に住む中流階級の白人カップルのドタバタ劇、つまり往年のシット・コム(ファミリー・ドラマ)になるという知らせが飛び込んできたときには、驚いたと同時に…

パンデミック・ムービー Case 1 - 『マルコム&マリー』

去年からコロナ禍により通常の映画製作が出来なくなった中、それでもわずかながら新作映画は生まれており、我々の自宅の画面に届いている。1918年のインフルエンザ大流行の後、大衆文化がその深すぎるはずの爪痕を見せずにいたことは、今回のパンデミックに…

2021年2月の3点

・WandaVision 第1話~第8話 (Disney+) 現時点で結末を知る由はないが、久しぶりのマーベル新作に相当満足してしまっている自分がいることに気づく。『エンドゲーム』を見終えた後に「もうマーベル映画は見なくていいな」と思っていたのだが、期せずして発生…