スターウォーズのエピソード4の前日譚である『ローグワン』のさらなる前日譚?誰が望んでたんだ?と思ってしまった企画『キャシアン・アンドー』。シーズン1だけで12話もあるし、丁寧ではあるが随分鈍重な感が否めないドラマシリーズではあったが、ハッとするようなエピソードが満を持して来るのだから、憎めない。IMDBでも平均9点以上を叩き出している"The Eye"と"One Way Out"のことである。前者はハイストもの(しかもかなりその後味は苦い)、後者は脱獄もので、渋みの効いたSWドラマシリーズとしてそのポテンシャルを最大限に活かしたとしか言いようがない。