10月のベスト3点は以下の記事に挙げた↓
10月はほとんど新作を見られず、結局3本しか見られなかったので以下に3本とも挙げる。
『犬も食わねどチャーリーは笑う』(市井昌秀監督、日本)
「旦那デスノート」で書かれることよりも、これほど夫婦のコミュニケーションが欠けていたことの方が恐ろしく思えた。細かなモチーフを子気味よく反復させる脚本や、空間の使い方ー特に主演二人がファミレスで距離を縮める場面ーはなかなか面白かった。
『RRR』(S.S.ラージャマウリ監督、インド)
これほどのアクション映画を劇場で見る機会はこの先あるのだろうか。描かれず排除されたものに関するイデオロギー的な問題や、同監督の前作と比べての女性表象の退行などは強く感じさせるものの、この映像の力に圧倒されずにはいられなかった。
『アフター・ヤン』(コゴナダ監督、アメリカ)