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アメリカンに映画を観る!--- 洋画見聞録

主にアメリカ映画・文化について書きます。たまに関係なさそうな話題も。

ローグワン感想

 2015年から続くスターウォーズ祭り(?)は、今日、今年度最高潮を迎えたと言ってもいいかもしれない。『ローグワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の上映初日である。

 早速午前9時代の上映に行った。去年も似たようなことを言っていたかもしれないが、自分としては結構満足のいく一本だった。今年のベストを一本だけ選ぶとすれば、ほぼためらうことなく『この世界の片隅に』になるが、『ローグワン』も結構上位に入ると思う。

 まだ観てない人も多いと思うので、直接内容に触れることなく上っ面の感想だけ書くが、これはSF冒険活劇というよりも、「戦争映画」だと思う。この見方は、そもそも監督が言っていることだ。

collider.com

Gareth Edwards on Filming Rogue One Like a Documentary | Collider

せっかく新しい映画を作るなら、旧作の要素は継承しつつ、監督なりのひねりがないとあまり意味がないと僕は思っているので、この判断は正しかったと思う。

  一応エピソード3では、ジェダイの粛清が起こっていて、生き残ったジェダイはオビ・ワン=ケノービとヨーダのみという旧3部作の大前提があるので、急にジェダイとシスがまだ大量に残っていたという設定をでっちあげてチャンバラさせる訳にも行かないし。

 もちろん本作はエピソード3と4との間に位置するので、達成しようとするミッションがどうなるかは皆もちろん知っている訳だが、それでも最後はびっくりさせられた。その点に関しては劇場で確認してください笑