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アメリカンに映画を観る!--- 洋画見聞録

主にアメリカ映画・文化について書きます。たまに関係なさそうな話題も。

在宅鑑賞日記①

X日 昨年見損ねた新作を見ようと思い、まずデイビッド・O・ラッセルの久々の長編『アムステルダム』。あまり評判が良くなかった理由は分かるが、楽しめなくはなかった。豪華キャストだとは聞いていたので、次は誰が出てくるんだろう、とワクワクしながら前半を見ていた。

X日 これも未見だった『恋愛の抜けたロマンス』。ロマンス、普通は恋愛と訳すのでは?と思いつつも、邦題が伝えたいことは伝わった。案外オーソドックスな話ではあるのだが、とても面白かった。チョン・ガヨンの監督作だと2019年の"Heart"という本人主演の作品を見ていたので、女性主人公のワイルドさ(と言ってもそれは世間の目が厳しいからなのだが)が今回若干薄められていた感があるが、その分完成度も増した気がする。

X日 『フォーエバー・パージ』。大風呂敷を広げてしまった今、ここからどうするんだ、とは思うものの、まだまだ続けてほしいシリーズである。

X日 未公開作だが、"Shiva Baby"を再見。本編の大半が親戚が集まる家の中で展開する悲喜劇。78分と尺は短いのだが、ろくでもないことしか起こらない中、主人公が出たくてもそこから出られない状況に息が詰まる。『ブックスマート』『グッドボーイズ』などに名脇役として出演しているモリー・ゴードンも出ている。多分彼女が出ている映画は毎回面白い映画なのでは、と思っている。

X日 今年のマイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(オンライン)から『ジョーンについて』。イサベル・ユペールの存在感はあったが、逆にそれくらいしか印象に残らず。