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ポークとビーンズ

主にアメリカ映画・文化について書きます。たまに関係なさそうな話題も。

2018年9月の傑作Netflixドラマ 2) ボージャック・ホースマン シーズン5

 Netflixのオリジナルコンテンツは本当にすごい。巨額の投資から成立しているこの囲い込み戦略は間違いなく成功していると思う。その中でもあまり日本で話題になっていないので結構残念なのがBojack Horsemanというアニメ・シリーズ。

www.honeyee.com 

(ちゃんと日本で紹介してるライターって上の記事を書いた真魚八重子氏くらいしかいない気がします)


 このアニメはオリジナルコンテンツの中でも5本の指に入るほどの傑作ドラマだと思う(一話30分前後の形式が一番見やすいからかもしれないが)。芸能業界の矛盾や欺瞞を突くネタも満載だし、ビジュアル的に笑わせてくるのも楽しい。
 しかし、この作品が素晴らしいのは、とことん視聴者にギミックとは言えないほどの絶望を見せつけてくるところにある。主人公の少しばかりの成長がまたすぐさま帳消しになり、この世の地獄が本人の前に立ち現れてくる。といっても、その地獄は本人の心の奥深くに閉じ込められてきただけ、であったりするのだが。
 それゆえ観る側は結構精神的に余裕がないときついところがある。でも、一見の価値はあると思っている。これほどユーモアとペーソスが絶妙に絡み合った作品を見たことがないくらい凄い作品だと思う。

 9月に配信されたシーズン5のおすすめ回は第1・2・6・10話。一話だけ見るなら第6話かなと思います。

 

 あと9月配信で傑作だったのは、『アメリカを荒らす者』(American Vandal)のシーズン2。内容はすごく説明しにくいのでとにかくご覧あれ。アメリカ青春残酷物語の最果てに待つものは?