今回紹介したいのは、評論家荻上チキの看板ラジオ番組Session-22からのスーパーチューズデー特集回だ。
この番組は、時折リアルタイムでストリーミング再生して聞くこともあるが、主にポッドキャスト版を週に3,4本は聞くようにしている。ラジオ番組という特性を活かして、1時間程度の放送時間を割いて一つのトピックについてじっくり議論する。オープニングなど、一人語りの場ではしっかりと自らの意見を理路整然と発言する荻上チキ(そのようなトークもポッドキャストで残っている際は特に重要な話なので個人的には最近注目している)だが、メインセッションの場では、相手の話を遮らない形でうまく議論を進めるラジオパーソナリティーとしての役割をそつなくこなしている。
上のリンクの回は、3月1日火曜日のスーパーチューズデー特集で、総合的には共和党はドナルド・トランプ、民主党はヒラリー・クリントンの勝利に終わった訳だが、そもそもスーパーチューズデーとは?というところから、トランプ氏が実際に共和党の候補になってしまった際に党内での別案まで、かなりつぶさに現状分析をしており、示唆に富んでいる。
とりあえず今の大統領選がどうなっているのか把握しておきたい人にはオススメです。