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アメリカンに映画を観る!--- 洋画見聞録

主にアメリカ映画・文化について書きます。たまに関係なさそうな話題も。

スターウォーズ新作批評の批評 (ポッドキャスト予告)

 前回のポッドキャストでは、スターウォーズエピソード4~6までのおさらいをした訳で、もう『フォースの覚醒』の話はやめようかと思っていましたが、やはり鑑賞した以上語るべきことが何かあるような気がして、次回(厳密には次々回?)はスターウォーズ批評・・・ではなく、批評の批評をしようと思います。あらゆるメディアにて語られ、そしてこれから更に語られてくるであろう本作ですが、一週間くらい待って、「全体的評価はどうか?」「レビュー、批評の主な論点は何か?」という二点に絞って話をしようかと思います。ここまで話題作だと、やはりスターウォーズに関する言説を数々見受けられることになる訳で、どっぷり作品について語るのもいいですが、ここは敢えて視点をずらしてみようと思います。

  予告編として、一つ紹介しようかと思います。

  最近、一番注目しているポッドキャスト、The Cracked Podcastから、"A Cultural History of 'Star Wars' (So Far)" (スターウォーズの文化史(今のところ))を紹介しようと思います。

 https://soundcloud.com/crackedpod/a-cultural-history-of-star-wars-so-far

 このポッドキャストは、コメディ的な観点からポップカルチャーについて、示唆的な記事を掲載しているサイトからのもので、映画や音楽から、アメリカの語られざる歴史まで多岐にわたって語っています。

 今回は、新3部作と旧3部作を比較して、なぜ前者は後者ほどの映画になりえなかったのか毒舌トークを展開しています。これを聞いていると、やはり旧3部作から入っていったファンにとって、新3部作を絶賛することは難しいようです。さらに、皮肉なのは、旧3部作における監督ジョージ・ルーカスは、スタジオ・システムの制約に苦しまされ、自由に映画作りが出来ないと文句ばかり言っていたのに、いざ新3部作で彼が思うがままに作りたい映画を作ったところ、そこまで良いものが出来なかったという皮肉があった訳です。

 要するに、このポッドキャスト一本を聞いても、ジョージ・ルーカスへの葛藤がファンの間にもあって、それにどうエピソード7が立ち向かっていくのかという思いが伺える訳です。

 

 という訳で、質問・コメント等ございましたら、ぜひamericannieiga@gmail.comまでよろしくお願い致します!