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アントマン レビュー

 ”アントマン”を観てきた。

 

 Marvel Cinematic Universeの第二弾がこれで終わりらしい。(ちなみに第一弾はアイアンマンから始まり、アベンジャーズまで)期待通りの良作で、まさに宇宙のごとく拡張することを止めないマーベルの作品群が量産されることにうんざりくるどころか感服すらしてしまう。

 当初は『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ワールズ・エンド』でもお馴染みのエドガーライトの脚本・監督の作品になる予定が、急遽変更し、コメディ畑の監督になった。しかも共同脚本のクレジットの中にいるのが、アダム・マッケイ。『俺たちニュースキャスター』などで知られるコメディ映画の監督である。

 という訳で、この映画は真剣なアクション映画というより、もっとライトなコメディ映画として観る方が楽しめる。『マイティー・ソー』とか、『キャプテン・アメリカ』よりも、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のイメージに近い。

 またしても地球滅亡の危機を回避するために立ち上がるヒーローの物語ではあるが、マーベルの世界なら、アベンジャーズを呼べばそれで済むのでは?という疑問は極めて全うだと思うが、ちゃんとそれは処理した上で楽しめる一本となってはいるが、ちゃんと接点もあるのであまりこじつけだとも思わずに済む。

  この映画で一番笑えたのは、陽気なメキシコ系のこそ泥の独り芝居だ。誰だれが、誰だれに話して、それをまた誰それに~と本筋から離れ続けるこのシーンでは、彼の話す一語一句が、口パクのように他者と連動していくところが可笑しい。これはエドガーライトの脚本からだろうと思ってたら、映画秘宝のインタビューを読んでてみると、違うらしい。インタビューのニュアンスから察するに、エドガーライトのよりも、より面白おかしくなっているようだ。そういわれると余計にエドガーライト版も見てみたかったと思う次第だ。