久しぶりに一週間を通して、興味深いと思ったものを選びました。媒体は、SNS、映画、ポッドキャストと敢えてばらばらにしてます
今、人文学が最高に「ヤバい(元の意味で)」ことを受けて、先月の『文化系トークラジオ Life』は『いまヤバい!人文社会系』特集だった。「感染」をキーワードに展開していく議論はある意味絶望的かもしれないが、爆笑できるところもある、「最高にマッド(狂気に満ちた)な」ポッドキャストだった。今後もちゃんと聞いていきたい。
東浩紀氏の一連のツイート
今回興味深いと思ったのは、このC型(事実確認的)とP型(行為遂行的)の解説及びそれを文系理系問題でどう応用しているかという点だ(彼の主張の是非を訴えたいのではなく)。人が何気なく使う言葉一つ一つには、メタ的な意味があって、それをどこまで意図しているかは誰も分からないこと(自分でも分かっていなかったりする)が案外無視されるから話が噛み合わなくなったりする。C型とP型ってきちんと線引きが出来ないのがややこしいところ。マッド(怒り心頭)になりそうなほど、問題が山積する状況に対しての一種の切り口になるかとは思う。
そして何と言っても『Mad Max:Fury Road』! (怒りのデス・ロードという副題の訳もかなり気に入っている)
Mad Max: Fury Road - Official Main Trailer [HD] - YouTube
一日、どう言葉で表現したらいいか悩んだ。悩んだ末、最高!と連発するほかなかった。こんな映画あっていいのか。アクション映画に求めるものとはこういうものだったのか、と後になって分かる衝撃の、最高にマッド(狂った)な大傑作。
一応言っておきたいのだが、これをジェンダー・フェミニスト的観点より批評する流れがあるが、鑑賞後考え始めても何らおかしくないことだと個人的に思う。そういうことを考えると映画がつまらなくなると思うかもしれないが、それだけ緻密な批評に耐えうるだけの映画になっているのだから、圧巻されるのみ。