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アメリカンに映画を観る!--- 洋画見聞録

主にアメリカ映画・文化について書きます。たまに関係なさそうな話題も。

オール・ユー・ニード・イズ・キル 

 トム・クルーズ主演、ダグ・リーマン監督(『Mr. & Mrs. Smith』『ボーン・アイデンティティ』)のSFアクション映画。

 世界中がエイリアン侵略の危機に瀕する中、彼らと決着をつけるべく前線に送られるのが、戦闘経験ゼロのトム・クルーズ演じるケイジ大佐。あっけなく死んでしまったと思いきや、彼にその日をリセット出来る能力が備わっていた・・・のでそれを利用して、ゲームのごとく何度もトライして、ラスボスを倒そうという話。

 

オール・ユー・ニード・イズ・キル ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]

 ゲーム感覚の映画としても、面白いのはもちろん、繰り返しが多すぎて飽きてしまいそうになる手前で、展開を変えていくところもなかなか巧いです。

 とりわけ興味深かったのは、場所設定。エイリアンが実は待ち伏せしていた戦場は、フランスのノルマンディ。第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦でも知られるところで、相当な犠牲を伴うことはその設定で示唆されています。

 あとは、やはりラスボスの居場所ですね。何故あのような場所を選んだのか、考えてみても面白いかもしれません。