[PR]カウンター

アメリカンに映画を観る!--- 洋画見聞録

主にアメリカ映画・文化について書きます。たまに関係なさそうな話題も。

韓国映画百本ノック

2023年3月の2点:『ライ・レーン』『キル・ボクスン』

3月は注目の劇場公開作が多すぎていつもの3本に絞れなかったので、あえて配信のみの新作2本にしました。 『ライ・レーン』(2023年・英国、レイン・アレン・ミラー監督) www.youtube.com 新作のラブコメ(rom-com)映画が配信公開されるのが割と増えてきたか…

階段映画『下女』#3

『下女』はポン・ジュノ監督もインスピレーションとして挙げている「階段映画」だ。日本語字幕付きの全編をYouTubeで見ることが出来る。 「下女」では、中産層の家庭に下女が入り、住み込みで働く。下女は夫を誘惑して関係を持ち、妊娠する。周りに知られて…

とある「エンターテインメント作品」~『パラサイト』 (#2)

(エクストリーム・ジョブ#1→) 『パラサイト』の「エクストリーム性」は、家族ドラマ、コメディ、スリラーなどの諸要素を内包することで、アートでありながらエンターテインメントとして完全に成立してしまっているところにある。 ポン・ジュノ監督本人が言っ…

エクストリーム・ジョブ(#1)

「1000万映画」という言葉が韓国ではあるように、映画受容の勢いは凄まじく、大衆文化としての相当な熱さが伺える。 今年初めて劇場で観た韓国映画は、『エクストリーム・ジョブ(極限職業)』は国内歴代第二位の観客動員数を記録した、メガヒット作。 (htt…