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アメリカンに映画を観る!

主にアメリカ映画・文化について書きます。たまに関係なさそうな話題も。

サスペンス

2018年の映画総括 下半期 (ブリグズビー、ボルグ/マッケンロー、サーチ、1987など)

下半期の映画について。 前回の投稿に続き、まず2018年の映画ではない話からになってしまう。去年公開の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、「賛否両論」という表現が付きまとう映画だった、と個人的には記憶している。その「否」の意見が、建設的な批…

『カメラを止めるな!』を語ることとは (ネタバレなし)

よくゾンビ映画は人種、経済格差など、社会問題を映し出す鏡として語られることがある。その論理でいくとゾンビ映画を語ることは、現在の社会を語ることになる。 同様に、『カメラを止めるな!』を語ることは、映画そのもののあり方を語ることになる。映画に…

プーチンが観た『博士の異常な愛情』

オリバー・ストーン監督と言えば、『プラトーン』(1986年)を筆頭に社会派映画を次々と作り出す名監督で、筆者も好きな映画は何本もある。ただ、最近彼がプーチン大統領に取材した映像がドキュメンタリーになったことに対して、懸念の声が聞かれるようになっ…

『ナイトクローラー』とメディア

念願の『ナイトクローラー』を観てきた。驚くべきことでもないが、随分遅い日本での上映だ。 あらすじはジェイク・ギレンホール演じる若者ルー・ブルームが、職を求めて、ロスで犯罪現場の映像をいち早く自分で撮影することになるが、より過激な映像、視聴者…

羊たちの沈黙 分析・解説 The Silence of the Lambs

羊たちの沈黙は、見る者を釘付けにするような良作のサスペンス映画だと思う。 今回は、表層的な話とは別にフェミニズム的な観点(要は女性目線)から映画を分析したい。 (参考:現代アメリカ映画入門) FBIアカデミーの優秀な訓練生クラリスは連続誘拐殺人…

”物書きスランプ”もののススメ

昨日、『セブン・サイコパス』を観て確信したのだけれど、 Writer's blockものは、ほぼ外れない。Writer's blockもの、つまり物書きが全く書けなくなって悪戦苦闘する話。 一つは、映画の中で、映画の脚本があーでもない、こーでもないと悩む姿が、入れ子構…

2014年個人ベスト~”狼”から”酔っ払い”まで

いつのまにか2015年になってしまいました・・・ということで、過ぎ去りし日々を回想しつつ、個人ベスト(映画館にて鑑賞したもののみ)を5本ほどあげてみます。 1位『ウルフ・オブ・ウォールストリート』 ドラマ・サスペンス映画ももちろんいいのです…

恐怖の報酬~アメリカン・ニューシネマ的ロードムービーとして観る

『恐怖の報酬』(英:The Wages of Fear、仏:Le Salaire de la Peur;1953年)を大分前に午前十時の映画祭で見た。 恐怖の報酬 HDニューマスター版 [DVD] 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店 発売日: 2011/05/28 メディア: DVD クリック: 3回 この商品を含むブロ…

行方不明映画の元祖?ヒッチコック『バルカン超特急』

なんと、『バルカン超特急』は、1938年の映画。 80年近く前の映画だが、その魅力が衰えることはなかろう。 国際列車に同席していた婦人が突如消えてしまうが、周りの人間は彼女の存在を否定。彼女は元からいなかったことになっていることが発覚する。…