このコメディー集団も、去年のポッドキャストでは、トランプ氏が共和党候補になることは「1000%ない」と豪語していた(上の動画だと右に座っている男性)。今のところそれは見事に外れている訳だが、On the Mediaでも指摘していたように、大統領選予想を的中させるには、サンプル数が足りないのは事実だろう。そもそも、4年に1度しか採れないデータである上に、インターネットという絶大な影響力を誇る要素がある以上、本当に前例はオバマ政権の8年間くらいしかない。
ただそれだけではコメディにはならないので、最後に切り出された衝撃の事実は、コメディアン、ジョン・スチュワートの本名が、ジョナサン・リーボウィッツだということを過去のツイートで非難していたにも関わらず、自分の先祖の苗字はトランプ(Trump)ではなく、ドランフ(Drumph)だったということだ。という訳でツイッター上で流行り始めたのが、#maketrumpdrumpthagain (また「トランプ」を「ドランフ」に戻そう) というツイート。これはトランプの今のスローガンである、Make America Great Again (またアメリカを偉大な国にしよう)から来ている。
さて、今回何気なく観ていて一番思ったのが、そもそもこの映画は続編を想定していなかったところだ。本作は、ドク・ブラウンが未来から舞い戻り、マーティと彼女のジェニファーに、「未来に戻らなければならない(back to the future)、君たちの子供も大変なことになっている」との旨を伝え、今度は空飛ぶデロリアンで2015年へと旅立つシーンで幕を閉じる。